「measurement problem」Takeman
久々の新作短編です。
カリブ海に位置するハイチ共和国で山下は目の前で亡くなった女の子が生き返る場面に遭遇した。しかしその女の子の心臓は止まったまま。彼女はゾンビとなってよみがえったのだろうか。 『mycetozoa goal』『nation causality』のドタバタコンビ、山下と小路丸の二人がこの謎を追う。


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来月の気になる本

今年は途中からブログの更新をサボり始めてしまいました。なにかあったかというと特になにもないのですが、毎月小説を書くようになって、といっても原稿用紙6枚程度なんですけど、書くようになると読む時間が減ってしまって、いろいろと本が読めなくなってきました。まあ一日は24時間しかないので、何かに費やす時間が増えればその分なにかの時間を減らさなければいけないので仕方ありませんね。


創元推理文庫『密室から黒猫を取り出す方法』北山猛邦
創元推理文庫『深夜の博覧会』辻真先
創元SF文庫『半分世界』石川宗生
双葉文庫『未来職安』柞刈湯葉
ちくま文庫『幻の女 ミステリ短篇傑作選』田中小実昌
創元SF文庫『6600万年の革命』ピーター・ワッツ
河出文庫『ニューヨーク・スケッチブック』ピート・ハミル
河出文庫『カチカチ山殺人事件 昔ばなし×ミステリー【日本篇】』アンソロジー

ちくま文庫から出る田中小実昌『幻の女 ミステリ短篇傑作選』は気になりますね。
ピーター・ワッツの『6600万年の革命』ははたして読みやすいのかな。

ジャンプコミックス『チェンソーマン(10)』藤本タツキ
少年チャンピオン・コミックス『BEASTARS(22)』板垣巴留
モーニングKC『この世界は不完全すぎる(2)』左藤真通
ビームコミックス『ロスト・ラッド・ロンドン(1)』シマ・シンヤ
ビームコミックス『ロスト・ラッド・ロンドン(2)』シマ・シンヤ
ゲッサン少年サンデーコミックス『国境のエミーリャ(3)』池田邦彦/津久田重吾
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(20)』藤田和日郎
ゼノンコミックス『モブ子の恋(9)』田村茜
アフタヌーンKC『スポットライト(1)』三浦風
モーニングKC『Deadmeat Paradox』金田サト
モーニングKC『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(2)』吉本浩二
YKコミックス『うみそらかぜに花(1)』大石まさる

藤本タツキ『チェンソーマン(10)』と板垣巴留『BEASTARS(22)』はこれで完結ですね。ただ、『チェンソーマン』のほうは第一部完のようですから第二部はどうなるのでしょうか。
久しぶりの大石まさるの『うみそらかぜに花(1)』も気になりますね。とくに今回は絵柄がどんなふうに変化するのでしょうか。それとも変化していないのかな。


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今月の気になる本

角川文庫『新訳 ドリトル先生のキャラバン』ヒュー・ロフティング
角川文庫『新訳 ドリトル先生の動物園』ヒュー・ロフティング
創元推理文庫『天上天下 赤江瀑アラベスク1』赤江瀑
創元推理文庫『真っ白な嘘【新訳版】』フレドリック・ブラウン
創元推理文庫『短編ミステリの二百年4』小森収編
集英社文庫『江戸川乱歩と横溝正史』中川右介
ハヤカワ・ミステリ文庫『フォックス家の殺人〔新訳版〕』エラリイ・クイーン
ハヤカワ文庫SF『2010年代海外SF傑作選』橋本輝幸編
講談社文庫『件 もの言う牛』田中啓文
ハヤカワ文庫JA『信長島の惨劇』田中啓文
ちくま文庫『現代マンガ選集 少女たちの覚醒』恩田陸編
文春文庫『あなたの隣にいる孤独』樋口有介
文春文庫『森へ行きましょう』川上弘美

創元推理文庫の『天上天下 赤江瀑アラベスク1』は楽しみですね。全3巻という構成ですがどんな作品が収録されるのかな。
同じく創元推理文庫からは『真っ白な嘘』が新訳で出ますね。これも楽しみなんですが「うしろを見るな」は最後に読めってのは仕方ないとはいえちょっと食傷気味です。
田中啓文の新作が二冊でるのもいいですね。どちらも伝奇物のようで、これはたのしみです。
ちくま文庫の現代マンガ選集もこれで完結。長かったようであっというまに完結してしまった感じもします。現代と付いているわりには古めの作品が中心だったのは仕方ないでしょうね。
今後こういう企画が次々と生まれることを期待します。


ヤンマガKCスペシャル『私の少年(9)』高野ひと深
ジャンプコミックス『怪獣8号(1)』松本直也
ヒーローズコミックス『アトム ザ・ビギニング(13)』カサハラテツロー
講談社コミックス『アルスラーン戦記(14)』荒川弘
ビッグ コミックス『君は放課後インソムニア(5)』オジロマコト
ビッグ コミックス『新九郎、奔る!(6)』ゆうきまさみ
ハルタコミックス『不死の猟犬(7)』八十八良
アクションコミックス『ふつうのきもち』いがらしみきお
ヤングジャンプコミックス『ゴールデンカムイ(24)』野田サトル
ヤングジャンプコミックス『黒鉄・改 KUROGANE-KAI(5)』冬目景
アフタヌーンKC『天国大魔境(5)』石黒正数
モーニングKC『とんがり帽子のアトリエ(8)』白浜鴎
ビッグ コミックス『ギャラリーフェイク(35)』細野不二彦
ビッグ コミックス『バディドッグ(11)』細野不二彦
ビッグ コミックス『往生際の意味を知れ!(3)』米代恭
ビッグ コミックス『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(10)』浅野いにお

高野ひと深の『私の少年(9)』と細野不二彦の『バディドッグ(11)』がこれで完結ですね。『バディドッグ』はもう少し続いてほしかったのですが。



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来月の気になる本

創元ライブラリ『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』モリー・グプティル・マニング
創元SF文庫『スター・キング【新版】』エドモンド・ハミルトン
角川スニーカー文庫『涼宮ハルヒの直観』谷川 流
中公文庫『インフォデミック 巡査長 真行寺弘道』榎本憲男
角川文庫『あとは野となれ大和撫子』宮内悠介
角川文庫『ミステリークロック』貴志祐介
角川文庫『コロッサスの鉤爪』貴志祐介
新☆ハヤカワ・SF・シリーズ『黒魚【クロウオ】都市』サム・J・ミラー
ハヤカワ文庫SF『2000年代海外SF傑作選』橋本輝幸編
竹書房文庫『の中の昏い唄』生島治郎
ちくま文庫『恐怖と奇想 現代マンガ選集』川勝徳重編
文春文庫『コルトM1847羽衣』月村了衛
PHP文芸文庫『カラット探偵事務所の事件簿3』乾くるみ
ハヤカワ文庫JA『万博聖戦』牧野修

ジャンプコミックス『チェンソーマン(9)』藤本タツキ
シリウスKC『人形の国(7)』弐瓶勉
ビームコミックス『午後9時15分の演劇論(1)』横山旬
ビームコミックス『砂ぼうず(22)』うすね正俊
ヤングジャンプコミックス『惰性67パーセント(7)』紙魚丸
アフタヌーンKC『ダーウィン事変(1)』うめざわしゅん
アクションコミックス『犬釘を撃て!』伊図透
トーチコミックス『千の夏と夢』鯨庭
ビッグ コミックス『パッカ(3)』今井大輔
ビッグ コミックス『バトルグラウンドワーカーズ(5)』竹良実

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『ランド 10』山下 和美

江戸時代のどこかの地方らしき土地を舞台としながらも四方を山に囲まれ、東西南北に巨大な神々の像がある。そして夜は決して外に出てはいけないという奇妙な風習。そしてなによりも50歳になると必ず死ななければいけない人々。
山の向こうはあの世と呼ばれ、主人公たちが住む世界はこの世と呼ばれる。
そんな奇妙な世界が単なるファンタジーの設定なのかと思っていたらしっかりとしたSFであったときの驚きはまだ記憶に新しい。
あの世とこの世の繋がりとこの世の成り立ちは明らかにされてきたけれども、その一方でこの世界を作り上げた人物の思惑はまだ明らかではない。
あの世の住人によって作り上げられたこの世はあの世にとっての理想郷なのかと思えば必ずしもそうでもなく、徹底的に管理され、それ以上の文明の発展は許されていない。そんな中、この世をおおきく変化させようという動きが始まってさあどうなるというところなんだけれども、次巻で完結ということではたしてすべての謎は明らかになるのか、それともわからない部分はわからないままに物語として完結するのだろうか。



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来月の気になる本

メディアワークス文庫『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき』久住四季
竹書房文庫『オルガスマシン』イアン・ワトスン
ハヤカワepi文庫『地下鉄道』コルソン・ホワイトヘッド
ちくま文庫『悪の愉しみ 現代マンガ選集』山田英生編
徳間文庫『悲痛の殺意』中町信
フリースタイル『推理作家の出来るまで 新装版』都筑道夫

なんだか来月は異様に気になる本が少ないです。もっとも今の時点ですのでもう少し増えるかもしれませんが。
というわけで一番はイアン・ワトスンの『オルガスマシン』ですね。もともとはコアマガジンで出たハードカバーで内容からすればコアマガジンから出るのは不思議じゃないのですが、それでもコアマガジンが海外のSFを出すということには驚きました。買わなかったんですけどね。
徳間文庫から復刊される中町信の『悲痛の殺意』は『奥只見温泉郷殺人事件』を改題したものですね。まあ『奥只見温泉郷殺人事件』じゃあ埋もれてしまう題名ですから。
もう一つ驚いたのは都筑道夫の『推理作家の出来るまで』が新装版として復刊するということですね。持っているんですけど、著作リストの追加があるのでこれはもう買うしかないです。

続いて漫画です。

ヒーローズコミックス『異世界もう帰りたい(2)』ドリヤス工場
少年チャンピオン・コミックス『BEASTARS(21)』板垣巴留
少年チャンピオン・コミックス『潮が舞い子が舞い(4)』阿部共実
flowers コミックス『詩歌川百景(1)』吉田秋生
ビッグ コミックス『怪異と乙女と神隠し(2)』ぬじま
ビッグ コミックス『新九郎、奔る!(5)』ゆうきまさみ
講談社コミックス『さよなら私のクラマー(13)』新川直司
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(19)』藤田和日郎
アフタヌーンKC『ヴィンランド・サガ(24)』幸村誠
アフタヌーンKC『波よ聞いてくれ(8)』沙村広明
イブニングKC『水溜まりに浮かぶ島(2)』三部けい
モーニングKC『ノラと雑草(4)』真造圭伍
モーニングKC『望郷太郎(3)』山田芳裕
フィールコミックス『夢の端々(上下)』須藤佑実
ビッグ コミックス『BABEL(7)』石川優吾
ビッグ コミックス『太陽と月の鋼(1)』松浦だるま
YKコミックス『太陽系SF冒険大全 スぺオペ!(3)』麻宮騎亜

吉田秋生の新作がとうとうまとまりますね。『海街diary』の最終巻の巻末に付いていた話につながる物語のようで、なので『海街diary』に連なる物語ですね。楽しみです。
真造圭伍の『ノラと雑草』はこの巻で完結のようです。どんな結末を迎えるのか気になりますね。
松浦だるまの新作は『太陽と月の鋼』今回は時代物ということです。