「measurement problem」Takeman
久々の新作短編です。
カリブ海に位置するハイチ共和国で山下は目の前で亡くなった女の子が生き返る場面に遭遇した。しかしその女の子の心臓は止まったまま。彼女はゾンビとなってよみがえったのだろうか。 『mycetozoa goal』『nation causality』のドタバタコンビ、山下と小路丸の二人がこの謎を追う。


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貝楼諸島アンソロジー

犬と街灯さんが企画されたアンソロジーに参加させていただきました。

貝楼諸島へ
貝楼諸島より




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二冊目の電子書籍

二冊目の電子書籍を出しました。

『死にたい君とわがままな僕』貞久萬

この本は無料です。




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電子書籍を出しました

いろいろと書きためた短編を集めて電子書籍を出しました。

『すでに失われてしまった物語 その他の物語』 貞久 萬

です。

原稿用紙6枚以内で書かれた掌編集ですので、どのはなしも5分程度で読み終えることができます。





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今月の気になる本

創元SF文庫『旱魃世界』J・G・バラード
早川書房『宇宙の春』ケン・リュウ
創元SF文庫『この地獄の片隅に パワードスーツSF傑作選』J・J・アダムズ 他
本の雑誌社『日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年』田口俊樹
新潮文庫『地球星人』村田沙耶香

今月はめずらしくほとんど気になる本がありません。その分、積ん読本の消化に励むことができるかといえばそうでもないのですが。
創元SF文庫『旱魃世界』はバラードの『燃える世界』の新訳改題ですね。未読だったはずなので読むことにします。

ビームコミックス『今度会ったら××しようか(2)』飯田ヨネ
ビッグ コミックス『重版出来!(16)』松田奈緒子
ジャンプコミックス『チェンソーマン(11)』藤本タツキ
ジャンプコミックス『怪獣8号(2)』松本直也
アフタヌーンKC『空挺ドラゴンズ(10)』桑原太矩
ヒーローズコミックス『アトム ザ・ビギニング(14)』カサハラテツロー
少年チャンピオン・コミックス『来陽と青梅(1)』深山はな
BRIDGE COMICS『天神様と人間のへそ ―平庫ワカ初期短編集―』平庫ワカ
フィールコミックス『女の園の星(2)』和山やま
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(22)』藤田和日郎
チャンピオンREDコミックス『24区の花子さん(2)』吉富昭仁
ヤングジャンプコミックス『ゴールデンカムイ(25)』野田サトル
アフタヌーンKC『スキップとローファー(5)』高松美咲
モーニングKC『望郷太郎(4)』山田芳裕
モーニングKC『ヨリシロトランク(2)』鬼頭莫宏/カエデミノル
ビッグ コミックス『健康で文化的な最低限度の生活(10)』柏木ハルコ
ビッグ コミックス『太陽と月の鋼(2)』松浦だるま
ビッグ コミックス『BABEL(8)』石川優吾
ビッグ コミックス『サターンリターン(5)』鳥飼茜
ビッグ コミックス『パッカ(5)』今井大輔

一方で漫画のほうはというと気になる本が多すぎます。
『チェンソーマン(11)』はこの巻で第一部完。いったいどんなふうに完結してくれるのか楽しみです。
深山はな『来陽と青梅(1)』は『一端の子』の作者の今度は長編。
『マイ・ブロークン・マリコ』の平庫ワカの新刊は短編集『天神様と人間のへそ ―平庫ワカ初期短編集―』、そして和山やまの『女の園の星(2)』も順調に出ますね。
藤田和日郎の『双亡亭壊すべし(22)』はこんなに早く出るなんてそろそろ完結が近いのでしょうか。
石川優吾版里見八犬伝である『BABEL(8)』も順調に出ているので安心です。いまだに八犬士が揃っていないのでなんとか最後まで続いてほしいものです。
今井大輔の『パッカ(5)』はこれで完結。もう少し続くのかと思っていましたが、へたに長引かせるよりもこのあたりできれいにまとめてしまったほうがいいのかもしれません。


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今月の気になる本

宝島社文庫『伝染る恐怖 感染ミステリー傑作選』千街晶之編
ナイトランド叢書EX『ドラキュラ紀元一九五九 ドラキュラのチャチャチャ』キム・ニューマン
中公文庫『異常探偵 苺さん殺人事件』前田司郎
中公文庫『ほろよい味の旅』田中小実昌
中公文庫「応家の人々』日影丈吉
ハヤカワ文庫JA『統計外事態』芝村裕吏
ハヤカワ文庫JA『庶務ショート』早瀬耕
講談社文庫『ニムロッド』上田岳弘
竹書房文庫『静かな終末』眉村卓
ちくま文庫『翻訳教室 はじめの一歩』鴻巣友季子
小学館文庫『無事に返してほしければ』白河三兎
実業之日本社文庫『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』倉知淳
本の雑誌社『日々翻訳ざんげ エンタメ翻訳この四十年』田口俊樹
早川書房『SFが読みたい! 2021年版』 SFマガジン編集部

こういう時期だから出たわけですが、千街晶之編『伝染る恐怖 感染ミステリー傑作選』は収録作がなかなかおもしろく、まだまだこの系統の短編はあるんだなあと思わされます。

エドガー・アラン・ポオ「赤死病の仮面」
アーサー・コナン・ドイル「瀕死の探偵」
フリーマン「悪疫の伝播者」
マーキー「空室」
西村京太郎「南神威島」
皆川博子「疫病船」
梓崎優「叫び」
水生大海「二週間後の未来」

二巻目が翻訳されてからだいぶ間が空きましたが、キム・ニューマンの<ドラキュラ紀元>シリーズも三作目がようやく出ます。そして4作目も順調に出る模様です。
田中小実昌の再発見が行われているのか、今度は中公文庫で『ほろよい味の旅』がでますね。
竹書房文庫からは今度は眉村卓が出ます。『静かな終末』ですが未収録作品もあるということなので楽しみです。
そして毎年恒例の『SFが読みたい! 2021年版』ですね。年々SFを読む量が減ってきているんですが。

続いて漫画です。

少年チャンピオン・コミックス『潮が舞い子が舞い(5)』阿部共実
Fcswing『違国日記(7)』ヤマシタトモコ
フラワーCアルファ『マロニエ王国の七人の騎士(5)』岩本ナオ
ハルタコミックス『ダンジョン飯(10)』九井諒子
少年サンデーコミックス『双亡亭壊すべし(21)』藤田和日郎
ヤングジャンプコミックス『九龍ジェネリックロマンス(4)』眉月じゅん
アフタヌーンKC『猫が西向きゃ(3)』漆原友紀
イブニングKC『インハンド(5)』朱戸アオ
モーニングKC『スインギンドラゴンタイガーブギ(3)』灰田高鴻
ビッグコミックス『パッカ(4)』今井大輔
ビッグコミックス『バトルグラウンドワーカーズ(6)』竹良実
ヤングアニマルコミックス『テンタクル(2)』岡村星
ヤングアニマルコミックス『大奥 19』よしながふみ

岩本ナオの『マロニエ王国の七人の騎士(5)』はあれですね、浦沢直樹の「漫勉neo」で描かれていた話がようやく読めそうです。
そして、よしながふみ『大奥 19』はとうとう完結です。